外国旅行が制限されている国では、当然、国外へ出る人はなんらかの形で外貨を手に入れなければなりません。
また、政府の割当額以上の貿易をやろうとするものは、裏からこっそり外貨の入手が必要だ。
ブラック・マーケット(闇市場)が存在する必要性はここにある。
ブラック・マーケットがある国では、旅行者がヤミで金を替えるという誘惑は断ちがたい。
とにかくその場で、たちどころに金が"数割"は確実にふえるのだから。
ヤミで替えるなどというと、どことなく暗いイメージがあるが、国によっては私設の両替屋が堂々と店開きしていたりする。
コソコソと路地裏であぶない橋を渡りながらやるところもあるが、大部分はれっきとした土産物屋や宝石商だ。